コンセプトデザイン

"What's" I want!?
「欲しいもの」をつくる。

 「世代」もしくは「価値観」といったもので括ると、大きな傾向が出るのが分ります。ちょっと賑やかな街へ出て見れば、肌で感じる事が出来るかもしれません。何で括るかは別として、十人十色、それぞれの思いがあるからに他なりません。 

 

 世界の優れたマーケッター*の研究によりますと、消費者を引きつける力が大きくは5つあるのだそうです。(* A.Buchholz & W.Wordemann著 what makes winning brands diferentより)

 「便益」

 「規範」

 「認識」

 「アイデンティティ」

 「感情」

 ざっくりと申し上げますと、上の3つは「売り方」による価値、「アイデンティティ」「感情」は「あり方」による価値です。

 また、この「アイデンティティ」「感情」にはとても強い吸引力があるそうです。

 

 

強い「プロダクトアウト」

  その製品はどの様な価値があるのか、、。それを考えることは製品開発の基本となりますが、特にユーザー(利用者さま)ご自身にとっての価値、つまりアイデンティティに関わる」こと、もしくは「強く感情に訴える」ことを、具体的な製品のあり方に落とし込むのがコンセプトのデザインです。

 

 ほとんどの製品企画は自分以外のためにデザインするものですが、「○○さんはこんなものが欲しいはず」という発想は受け入れられなくなっています。デザイナー自身の「○○さんにこんなものを使って貰いたい!」という思いこそが伝わっていく力の源泉なのですね。

 

 デザイナー自身が共感の出発点になる必要があります。

 強い「プロダクトアウト」。私たちの「欲しい気持ち」が、全ての共感のスタートなのです。